Genso Suikogaiden Vol.1(Text)

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สารบัญ

幻想水滸外伝Vol.1 ハルモニアの剣士

Episode1「来訪者」

ハイランドの国境を越える二日。
目的地であるジョウストン都市同盟の盟主、
ミューズ市は、まだ遠い。

????:また、かたむいておるぞ。

おれの名は、ナッシュ。

ナッシュ・ラトキエ。

ハルモニア神聖国、南部辺境警備隊。
その特殊任務潜入員であるおれは、
任務を帯びて この地にやって来た。

????:ほれ、ゆれると言うておるに。

“真なる27の紋章”の一つが
ジョウストン都市同盟に現れたと
言う情報が警備隊のもとに伝えられた。
「その真偽を確かめ、
真の紋章が在するならばそれを伝え、
可能なら入手のための行動に出ること。」
いつもの命令だ。
今度こぞ“当たり”であればいいのだが。

????:また、頭痛がひどくなるわ。
     これでゆっくり寝ることもできんぞえ。

時には、困果な商売だと思うこともある。
雲をつかむような話を追いかけて、
結局、 無駄骨だったと言うことも多い。
とりあえず今回は手がかりをつかんでいるだけ
ましだったが...................

????:まったく…おんしは使かえぬのう。
     これでは、いつになったらミューズに
     たどり着くことやら…

ナッシュ:うるせーーーーーーっっ!!

ナッシュ:上でごちゃごちゃ言うんじゃねぇ!!!!!
     なんだった!おれが!あんたの!荷物持ちに!!
     ならなきゃならないんだっ!!!!

シエラ:ふう............................
    また、そのことか.......
    おんしは“真の紋章”の手がかりが
    欲しいのであろう?

ナッシュ:たしかにそう言ったが...........

シエラ:そもそも、
    わらわの荷物を持っと言い出したのは
    おんしの方ぞえ。

ナッシュ:しかし......それは.......

シエラ:まったく........
    荷物持ちでもなんでもするから、
    話を聞かせてくれと言うから
    しぶしぶ同行をゆるしたと言うに....
    それとも、あの言葉は嘘だったとでも
    言うつもりかえ?

ナッシュ:手荷物って...............
     ....................................だめだ
     1000年も生きてる吸血鬼に
     何をいっても無駄だ….

外見こそ可憐な少女に見えるが、
中身は高慢で狡猾でずうずうしいこの女こそ
”真なる27の紋章”の一つ
“月の紋章”の正当なる継承者だ。
それは闇の住人である吸血鬼の
”始祖”であることを意味している。
まぁ、これがおれの入手している
”手がかり”なんだが.......

ナッシュ:しかしなぁ、 あんたまで乗っかるのは
     約束にはないぞ。

シエラ:貧血がするし、寝不足なのじゃ
    こんな荒れ地を歩いて行くなど酷と言うもの。

ナッシュ:だったら、馬車の一つも仕立てれば
     よかったじゃないか。

シエラ:前の町では馬車出払っていて
    雇えなかったのじゃから仕方あるまい
    そんなことよりも......

コボルトの母親:ほらほら、あばれちゃいいけませんよ。

コボルトの兄:ああ、だめだよぉ。
        これはぼくのだよぉ。

コボルトの弟:見るだけ、見るだけだからいいでしょう。

コボルトの母親:あら、あらぁ
         元気なのはいいげど、ケンカはいけませんよ。

ナッシュ:................なぁ、シエラ、
     .........馬車がどうしたって?

シエラ:................うるさい

コボルトの弟:いいでしょうーーー
        見せてーーーー
        見せてーーーーーーー

コボルトの兄:だめだよーーー
        これはぼくの.....あ!!!!!

シエラ:!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

コボルトの少年たちが
取り合いをしていたおもちゃが、
はずみで外へと飛び出し、
シエラの目の前をかすめて、
おれの足もとに落ちだ。

ナッシュ:なんだ?人形???

それは木彫りの人形だった。
おもちゃにしては すいぶんと丁寧な細工で
作られている。
コボルトってのは
手先が器用なものなんだろうか?

シエラ:ほら、さっさと返してやらんか!!!
     さっさと!!!早うせい!!!!!!!

ナッシュ:ん?なにを怒ってるんだ??

ナッシュ:ほら、今度は落とすなよ。

コボルトの母親:ありがとうございます。
         ほら、お兄ちゃんが拾ってくれたわよ。
         ちゃんとお礼を言って。

コボルトの兄:あ、ありがとうーーーー

ナッシュ:兄弟なんだから、
     ケンカなんかせずに仲良くしろよ。
     わかったな。

コボルトの兄弟:はーーーーーーーーーーーーい!!!!

コボルトの母親:それでは、失礼します。

シエラ:ふう、やっと行きおったか。
    まったく、驚かせよるわ。

ナッシュ:なんだよ、
     ずいぶんとつれないじゃないか。
     コボルトじは嫌いか?

シエラ:おんしは関係ないわ
    それよりも......荷物を載せてもらうように
    頼めばよかったのを、人のいいことじゃ

ナッシュ:あ!しまった.......
     その手があったか..........

シエラ:それにしても、
    驚いて、ちとのどか渇いたのぉ。

ナッシュ:ふう..........
     こんなんでミューズまで
     たどり着けるのかねあぇ...

シエラ:さあのぉ..........

ナッシュ:”真の紋章”の噂だって、どうせいつもの
     マユツバモノなんだろうし...

”真なる27の紋章”は、
その世界の力の源とされている。
それを宿す者には
不老と絶大な力が与えられると言うが...
そんなもの、その辺にほいほい
あるもんじゃなし...

ナッシュ:せめて”始祖”様の体調がもどって、
     歩いていただけると
     ありがたいんですがね....

シエラ:体調かえ......
    それは考えんこともないぞ。

ナッシュ:本当か?
     それは、ありがたい......

ミューズまでは普通なら二日の距離だが、
このペースしゃいつになるやらわからない。
あまり遅れるようにだと.....
ん?シエラの奴、ずいぶん素直に....

ナッシュ:わーーーーー!!!!!
     い、い、今!!何をしようとした!!!!

シエラ:何って、血を少々な...


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①血は吸わないって約束だろう!!!

②やめろ!!この、妖怪オババ

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①血は吸わないって約束だろう!!!<<<

シエラ:まったく文句の多い男じゃの。
    だいたい、わらわはおんしを供にする気など
    ないのじゃぞ。
    ”月の紋章”を取り戻すのはわらわの仕事。
    おんしが”真の紋章”の情報が欲しいと
    言うから、ついて来るのを許しておるだけなのに
    それを何じゃ
    あれはだめ、これはだめと、文句ばかりで、
    何の彼にも立たんではないか。

ナッシュ:わ、わかった!
     わかったら、血を吸うのだけはやめてくれ!
     それ以上の文句は言わないから!

シエラ:うむ。そう 素直にしておればよいのじゃ
    しかし、血を吸われただけで吸血鬼になるなぞ
    迷信もいいところじゃ

シエラ:仮に”同胞”たる吸血鬼にするにしても、
     そばにおく者ともなれば、
     わらわにも好きみがある。

ナッシュ:おれがあんたの好みふじゃないってことか...
     そりゃ残念だ

シエラ:ほんに残念よのう
    その、へらず口が直れば
    少しはマシな男になるのにのぉ

ナッシュ:はいはい.....
     文句もへらず口もつつしみます

おれは再び荷物とシエラを背中にかついて
歩きはじめた。
”真の紋章”のてがかりのためとは
言え...
シエラの文句は衰える気配はなかった
それだけ元気だったら.....


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②やめろ!!この、妖怪オババ <<<

シエラ:まったく文句の男ふじゃの
    だいたい、わらわはおんしを供にする気など
    ないのじゃぞ。
    ”月の紋章”を取り戻すのはわらわの仕事
    おんしが”真の紋章”の情報が欲しいと
    言うから、ついて来るのを許しておるだけなのに
    それをなんじゃ。
    あれはだめ、これはだめと、文句ばかりで、
    何の役にも立たんではないか。

ナッシュ:わ、わかった!
     わかったら、血を吸うのだけやめてくれ!
     それ以上の文句は言わないから!

シエラ:うむ、そう素直にしておればよいじゃ
    しかし、血を吸われただけで吸血鬼になるなぞ
    述信もいいところじゃ

シエラ:......ところで、おんし。
    先ほど。わらわのことを”妖怪”だの
    ”オババ”だの申さなかったかえ?

ナッシュ:は...はい?......

ナッシュ:...........

シエラ:これで、おんしにも
    ようわかったであろう?

ナッシュ:は、はい......

とりあえず、おれはシエラには逆らわない方が
いい字んだ。
荷物の上では、まだシエラが文句を言っていたが
できるだけ聞こえないふりをして
先を急ぐことにして......


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ナッシュ:ふう.......そろそろ日暮れか。
     このままじゃ、今夜も野宿ってことだな。
     そろそろ準備を
     おい シエラ、そろそろ起きろよ
     シエラ?
     シエラ!
     シエラ!!
     .
     .
     ...ずいぶん、ぐっするねてやがるな...

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①静かにしてりゃ、可愛げもあるのに...

②こら、人の上で寝るな!!オババ!!

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①静かにしてりゃ、可愛げもあるのに...<<<

シエラ:なんじゃ?もう着いたのかえ???

ナッシュ:無茶を言うな.....
     今夜も野宿になりそうだから、
     そろそろ準備をしようと思ってね。

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②こら、人の上で寝るな!!オババ!!<<<

シエラ:ふぁぁぁぁ.......
    なんじゃ?着いたおかえ?

ナッシュ:........見りゃ、わかるだろ...

シエラ:なんじゃと?

ナッシュ:今日中に次の村までは着きそうにないから、
     ここいらで夜の準備をしとこかと思ってね


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シエラ:準備とな.....
    この先に洋館あるはずじゃ。
    今夜は、そこに泊まるぞよ。

ナッシュ:洋館って、約束でもあるのか?
     まともな食事と寝床にありつけるなら
     大歓迎だが。

シエラ:約束なぞない
    わらわが泊まってやろうと言うのじゃ、
    おんしは、そのむね伝えればよい。

ナッシュ:..............はいはい...

その洋館、街道を見下ろす小高に丘のうえに
建ってていた。
建物の中央部には。アンバランスなほどに高い
塔がしびえており、頂上部にはドーム型の天井が
見える

おそらくは、この辺りを取仕切っている
領主か富豪の屋敷なのだろう。
入り口に立っていた無愛想な門番に取り次ぎを
頼むと、さっそく執事らしき男が現れた。

執事:お待たせいたしました。
    ご用件承らせていただきます

ナッシュ:えっと....なんて言うかな...その、

シエラ:ほれ、さっさと用件を言わんか
    遠慮はいらんぞ。

執事:?

ナッシュ:あ、ああ....あの...その...
     今夜、ここに泊ってやるって....

執事:...は?

ナッシュ:シエラ、いやこの女が、
     ”今夜ここに泊ってらる”って言ってるんだが
     一晩、宿を消してもらえませんか?

執事:シエラ...様....でいらっしゃいますか?
    しょ、少々、お待ちいただけますかな...

ナッシュ:ん?
     あんたのことを知ってる口ぶりだったな。
     ここに知り合いでもいるのか?

シエラ:まあの。古い友人じゃ。

ナッシュ:”古い”友人ねえ...

シエラ:.......今、
    ”古い”と言うところを強調しなかったかえ?

ナッシュ:ばっ...
     い、いや...そんなことはない、
     気のせいだ

シエラ:ほぉ......

ナッシュ:........おい、ちょっと待っ..

執事:お待たせいたしました
    旦那様は、心より歓迎いたしますとのことです。
    どうぞ、お入りくださいませ。

ナッシュ:...たすかった.....
     恩に着るよ......

執事:は?

ナッシュ:いや、こっちの話さ。
     さぁ入ろうぜ、シエラ。
     とりあえず湯を借りられるとありがたいな。
     旅の汚れを落としたい
     ほら、シエラ。早く、早く。

シエラ:ほんに、調子のよい男じゃのう。

招き入れられた屋敷内は
豪華な内装に彩られていた

執事:お部屋までご案内いたします。
    どうぞ、こちらへ...

ナッシュ:すいぶんと良い造りの部屋じゃないか。
      家具とかも値打ちもんだぜ。

シエラ:ほら、家具の価値がわかるか。
     まぁ、わるくない部屋ではあるのぉ。

執事:この部屋は、ご自由にお使いください。
    お湯の方もこちらと、別室の方にも
    用意されておきます。

シエラ:ふむ、ご苦労。
     湯の後は食事の用意を頼めるあのぉ。?

ナッシュ:さっそくかよ。
      それはいくらなんでも図々しいだろう。
      少しは、遠慮と言うか慎みと言うか.....

執事:これは失礼をいたしました。
    すぐに準備させます。

シエラ:だそうだが、
     おんしは、やせがまんしてみるか。?

ナッシュ:..........

ナッシュ:ふぅ、汚れをおとして、
     生き返った気分だな。
     まる一日 あんな”大荷物”をかついだんで
     身体中くたくただ.......
     あとは夕食をたっぷりとって、
     このふかふかのベッドでゆっくり眠れば...

シエラ:それは無理じゃろうな。

ナッシュ:ん?

シエラ:”乙女のカン”が、そう言っておる。


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①そいつはアテになりそうだ。

②いいトシして、なにが”乙女”だ。

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①そいつはアテになりそうだ。<<<

シエラ:おんし....皮肉じゃったら、
     ただではすまさんぞえ。

ナッシュ:.........皮肉?

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②いいトシして、なにが”乙女”だ。

ナッシュ:いっ...ってぇなぁ!!
     本気でなぐるか、ふつう?

シエラ:口で言ってわからぬ者は、
     おうするのじゃ。

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メイド:失礼します。
    お食べ物をお待ちしました。
    お食事の方は、もう少々お待ちください。

ナッシュ:こりゃ、ごていねいに。
      ありがとさん。

シエラ:うむ、ご苦労じゃ。
     ...ところで、
     このへやのまどは何故開かんのじゃ?

メイド:え......開きませんか
    それは申し訳ありません。
    なにぶん、突然のことでしたので、
    かぎをかっけぱなしにしたまま
    お部屋にお通ししてしまったようですね。

ナッシュ:いいて、いいて。
      えっと...

アヤナ:あ、わたくし、”アヤナ”と申します。
    ご用がごさいましたら、
    何なりとお申しつけください。

ナッシュ:ああ。
      突然押しかけたこっちが悪いんだ。
      窓のことは気にしなくていいって。

アヤナ:いえ、こちらこそ、申し訳ありませんでした。
     すぐにカギを持ちたしますわ。
     これでは、空気の入れ換えも
     できませんものね。

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①頼むよ


②二度手間になるから、一緒に行くよ。


③きみの部屋のカギと一緒に....


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①頼むよ<<<

アヤナ:はい。
     おまかせください。

シエラ:なんじゃ...
    あっさり帰してしまいおって。
    つれないのう。

ナッシュ:.........あのなぁ...

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②二度手間になるから、一緒に行くよ。

アヤナ:ありがとうございます。
    でも、カギがあるのは三階の控除ですので、
    そこまでお手間をとらせるわけには
    まいりませんわ。
    すぐ、お持ちしますから、
    こちらにいらしていてください。

シエラ:なんじゃ..おんし
     色気づきおって。

ナッシュ:だっ...誰が!!!!
     おれは...その...親切でだな!!

シエラ:親切???
     そうは見えんかったがのう。

ナッシュ:ほっとてくれ!

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③きみの部屋のカギと一緒に....<<<

アヤナ:いやだ、もう。
    からかわないでください...
    それじゃあ。その...
    すぐお待ちしますから、お待ちくださいね。

シエラ:おやおや、残念じゃったのう。

ナッシュ:はははは。
     ...ただの社交辞令だよ。

シエラ:ふむふむ。
    ずいぶん礼儀正しいことよのう。

ナッシュ:..........

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執事:お待たせいたしました。
    お食事の用意ができましたので、
    食堂へお越しくださいませ。

ナッシュ:ほう、こいつは豪勢だねぇ。

シエラ:キョロキョロするでない。
     まったく...育ちが知れようぞ。

ナッシュ:おれは、こう見えても育ちはいいんだぜ。
      それじゃ、さっそく......
      いっただきまーーーす!!!!!!

シエラ:まったく、少しは遠慮と言うものをせんか。
     ガンガンと....犬でもあるまいし。

ナッシュ:ん?
    シエラも早いとこ、食べたらどうだ?
    うまいぜ。

シエラ:口に食べ物を入れながら話すではないわ。

ナッシュ:細かいこと言うなよ。
      それより、食事を楽しもうぜ。
      それがラトキエ家流なんだ。

アヤナ:スープのおかわり、
     お持ちしましょうか?

ナッシュ:ああ、頼むよ。

アヤナ:ふふぅ。
    おいしそうにお食べになりますね。
    作ったかいがありますわ。

ナッシュ:きみが、料理が作ったくれてるの

アヤナ:お手伝いをしているだけですけど。
     あら、ほっぺたについてますよ。


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ナッシュ:えっ...、
     あ、ありがとう...

アヤナ:あわてなくても、お料理は逃げないですよ。
     それでは、おかわりをお持ちしますので、
     少々、お待ちくださいね。

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シエラ:ほんに、だらしないのう。

ナッシュ:よ、よせって!
     子供じゃないんだから!

アヤナ:うふふ、
    お二人とも、仲むつまじいのですね。
    それでは、おかわりをお持ちしますので、
    少々、お待ちくださいね。

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執事:お楽しみのようですね。
    ワインは、いかがですかな?

シエラ:ふむ。 まかせる。

執事:かしこまりました。

シエラ:...ところで執事
     主人はどうしたのじゃ?
     久しぶりに顔など見たいものじゃがな。

執事:申し訳ございません。
    旦那様は、ただ今、手がはなせない用事が
    ありまして...
    シエラ様には、よろしくお伝えするようにと 
    言いつかっております。

シエラ:ふむ、そうか。
    わらわが訪ねて来たと言うに、
    あやつも、すれないのう。

執事:.........

シエラ:それにしても、良い屋敷じゃのう。
     手入れも良く行き届いておる。

執事:おほめにあずかり、光栄です。

シエラ:屋敷の中心の、あの塔は
     何に使っておるのじゃ?
     ずいぶんと大きいなものじゃが。

執事:あれの中は礼拝堂になっております。
    旦那様は信心深いお方ですので。

ナッシュ:ふぅん。
     上はさぞかし、良い景色なんだろうな
     明日にでも登ってみていいかな?

執事:旦那様のお許しなしには、
    塔へご案内するわけにはまいりませんので、
    申し訳ありません。

シエラ:あやつは、
     塔にいることが多いのか?

執事:ええ、
    一人になれる場所ですから、
    落ちつかれるのでしょう。

シエラ:ふむ.........

執事:...............

ナッシュ:はははは、食った、食った。
      あんた、クリスタンバレーでも
      成功できるぜってな。

執事:ご満足していただき、
    うれしゅうございます。

シエラ:うむ、馳走じゃったぞ。
     あやつにも、シエラが礼を言ってたと
     伝えてくれるかのぉ。

執事:承知いたしました。
    明朝には、旦那様の都合もつくと思いますので
    そう伝えておきます。

シエラ:...ふむ。
     今宵はおとしなく過ごすとするか。

ナッシュ:お、ちょっと待ってくれ、シエラ。
     腹がきつくて...

シエラ:ひとに、遠慮を説いておったのは、
    どのの誰だったかのう...

????:旦那様には”始祖”様のことをお伝えしないで
       本当によろしいのでしょうか?

????:......かまわぬ。
       明朝までに事はすませる。
       おまえも、ぬかるでないぞ。

????:........はい...

シエラ:さて...そろそろ眠るとするかの。
     おんしも、今宵はゆっくり休むがようぞ。

ナッシュ:じゃ、おれも...

シエラ:広いとはいえ、ベッドは一つきりぞえ。

ナッシュ:あぁ...だから......

シエラ:おんし...

   わらわと床をともにしようなぞ、

     それ相応の覚悟があっての所業であろうな?

ナッシュ:覚悟?

シエラ:夕食後のデザートを馳走してくれると
     言うわけかえ?

ナッシュ:デザートって......
      あ、血!!!!!
      お、おれはソファーで結構です。

シエラ:......なさけなや。

灯りを消し、おれとシエラは
それぞれの寝床で眠りについた。

その気配に気づいて目が覚めた時には
真夜中をとうに過ぎていた。
軍人ってのも因果なもんだ。
どんなに疲れて眠っても、訓練された神経は
かすかな殺気さえ捕えてしまう。

ナッシュ:シエラ...
      シエラ!

シエラ:さわぐな。起きておるわ。

ナッシュ:気付いたか?
      誰か来るぞ。

シエラ:さて、
     ルームサービスを頼んだおぼえはないがのう?

ナッシュ:こんな殺気立ったルームサービスがあるかよ。
      数は...二..三..四人か。
      足音を忍ばせてはいるが、
      大した訓練は受けてないようだな。

シエラ:ほぉ。足音だけで、そこませwかるか。
     人間にしては上出来じゃぞ。

ナッシュ:おほめにあずかり光栄だね。
     ..それにしても......
     シエラ、あんたの”古い友人”ってのは、
     もしょかして...

シエラ:もちろん”同族”じゃが、
     言わなかったかえ?

ナッシュ:...............

シエラ:何にせよ、わらわの用があるのは、
     あやつだけじゃ。
     格下の相手は、格下のおんしにまかせる。

ナッシュ:最初からそのつもりか...

シエラ:まぁな。 
     おんしも”真の紋章”の追い者なら、
     知っておくがよい。

ナッシュ:なにを?

シエラ:真の紋章の継承者は
     一筋っではいかない相手だとな。

ナッシュ:なるほど....肝に銘じておくよ。

床に耳をおしあて、足音に神経をとがらせる。
その間隔で歩幅を計り体格を、
床のきしみからは体重を推し量ることができる。
音を立てないようにしてはいるが、
しょせんは素人のやることだ.....

だが、入念に罠をしかけるだけの時間はない。
そこらにあるもので工夫して切りぬけるしか
ないだろう。
頭と腕の見せ所ってやつだな。

おれは冷静に部屋の中を見回した。
奥にある風呂場のバスタブには、
抜かすにおいた水が残っている。
その手前には、大きな姿見用の鏡もある。

さて...

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

①バスタブをひっくり返す


②鏡を移動させる


③相手の出方を見る


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①バスタブをひっくり返す <<<
(หากตอนเซียร่าหลับในช่วงแรกเลือกข้อ1)

おれは素早い風呂場に移動し、
バスタブを、ゆっくると倒した。

部屋の前まで来たやつらは、
派手に扉を開けると、部屋になだれこんで来た。
何のために足音を忍ばせて来たのやら。

水のひろがったフロアに
足をふみいれて来たのを確認して、
床をめがけて右手を向けると
左手で袖の中を引きがねを操作した。
バネ仕掛けで発射された鉄のスパイクが
床に突き刺さった。

ナッシュ:シエラ!!

シエラ:...ほんに、世話のやける。
     わらわの手をわずらわせるとは、
     大きな貸しと承知するがよいぞ。

シエラがスパイクに放った電撃が、
床をつたい、侵入者たちにおそいかかった。
どうやら一網打尽にできたようだ。
暗がりで闇雲に電撃を放つよりも
効果はあったようだな。

ナッシュ:たかだか四人でおれに
勝とうなんて、あまいんだよ!

シエラ:倒したのは、わらわじゃがのぉ。

ナッシュ:そこ!勝利に水をささない!

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

①バスタブをひっくり返す <<<
(หากตอนเซียร่าหลับในช่วงแรกเลือกข้อ2)

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

②鏡を移動させる <<<

おれは素早く移動し、
姿見用の鏡を、扉の前へと動かした。

部屋の前まで来たやつらは、
派手に扉を開けると、部屋になだれこんで来た。
何のために足音を忍ばせて来たのやら。

侵入者たちは、暗がりの中を進むと
ためらいなく姿見へと殺到した。
勢いのこいつらは鏡をコナゴナにしながら、
転がり込む。
ずいぶんと御粗末な刺客もあったもんだ

何が起こったのかも分からずに
背を向けたままでキョロキョロしている。
侵入者たちめがけて、手近にあったイスを、
勢いよく投げつけてやった。

ナッシュ:こいつもオマケだ!

倒れずに残った相手の肩へと右手を差し出し
左手で中の仕掛けバネをはじく。
勢い良い飛び出した鉄のスパイクが
肩口に命中して、相手をふきとばした。

ナッシュ:楽勝っ!!

シエラ:ほんに、楽しかしとらんのう...

ナッシュ:そこ!よけいなツッコミ入れない!

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③相手の出方を見る <<<

ここは相手のお手並み拝見といこう
おれは、ベッドの脇で身がまえた。

部屋の前まで来たやつらは、
派手に扉を開けると、部屋になだれこんで来た。
何のために足音を忍ばせて来たのやら。

まずは侵入者お様子を見極めることにした。
武器は待ってないようだが、
一度に相手をするには少しためらわれる人数だ。
バラをくくるしかないな。
暗がりで装備を確かめ、侵入者たちに
とびかかろうと身体を沈めると...

ものすごい勢いで、おれの頭上をかすめ、
侵入者たちへとイスが飛んで行った。

ナッシュ:おい、かずったぞ!!!!
     シエラ!!!!!!!!

シエラ:小さいことで口でやかましい男よのう。

ナッシュ:そう言うじゃないだろ!!!!!

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シエラ:...ところで、おんし、
     むだ口をたたいている場合では
     ないみたいぞえ。

ナッシュ:......へ?

ナッシュ:こいつらは....ゾンビ、
      アンデッドか!!!

シエラ:...ほんに、あわれよのう。

ナッシュ:まったく、やっかいな友人を
      持っているな...
      アンデッドを倒すには......

シエラ:簡単にはいかぬのぉ。
     悪しき邪法を解くか....
     火で焼く払うか.........

ナッシュ:だから!!
      そんな、悠長にしている場合かよ!!

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①ここは一旦、逃げた方がいい

②"札"を使う

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①ここは一旦、逃げた方がいい <<<

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②"札"を使う <<<

窓にはいつの間にか魔法的な防護が
かかっていた。
こう言う荒っぽいやりかたは
性に合わないのだが、仕方ない。
おれは、ふところから”おどる火炎の札”を
取り出した。

ナッシュ:とっておきなんだぜ....
      焼き尽く”おどる火炎”!!!!!

シエラ:ほほう
     よう燃えたものじゃのう。
     ケチケチせずに最初から
     使えばいいものを。

ナッシュ:言ったろ。
     ”とっておき”だって。
     あれ一枚終わりなんだよ。

シエラ:なるほどのぉ...........

ナッシュ:それじゃあ、わざわざご丁寧な迎えぞを
     よこしてくれた主人に
     お目通り願うことにしよう。

二階の客室をで出おれたちは、
そのまま三階へと向かった。
シエラの言う”古い友人”が待つ
塔への入り口は、その先にあるはずだ。

ナッシュ:どうたら、道はあっているらしいな。

執事:お客様方、夜ふけにおのような所に
    上がられては困ります。

ナッシュ:パーテイへの招待があったんでね。
     主人にあいさつの一つもせずに帰れないのさ。

シエラ:執事、茶番はいいからそこをどけ
     わらわが用があるのは、あやつだけじゃ。

執事:旦那様にお目通りさせるわけには
    まいりません。
    そもそも、旦那様は、シエラ様のご来訪を
    存じていないのですから。

シエラ:ふむ?そちは執事であろうか。
     客人の訪問を主人に隠すなぞ、
     怠慢もいいところじゃぞ。

執事:”始祖様”を旦那様に会わすわけには
     いきませぬ。
     ここまででお帰りいただくか.....

執事の両手から鋭い爪がおびる。
その構えにスキは見当たらない。
さっきのでぐの棒みたいなアンデッドどもとは
勝てがちがうようだ。

シエラ:ナッシュ、おんしにまかせるぞえ。

ナッシュ:ああ、まかせとけ.....
    って、シエラ手を貸せよ!!!!!!!!

シエラ:いやじゃ.........
    力を使いすぎるわけにはいかぬゆえのぉ。

執事:何をごちゃごちゃと!!!!!!!

執事の爪が空を切り裂く。
おれは横っ飛びで、その攻撃をよけると
懐に手を入れ、札取り出した。

ナッシュ:しかたない、これでもくらえ!!
     焼き尽く!!”おどる火炎”!!!!

執事:しまった!!!おのれぇ!!!!!!!

おれの差し出した札は
かすかな光を発したが......

シエラ:はよう....焼き尽くさぬか。

ナッシュ:.................

シエラ:おんし、さきほど使った札、
     ”とっておき”とか言っておったのぉ。

おれの出した札は、
むなしく床へと落ちて行く。

執事:おどかしょおって!!!!!
    許さぬぞ!!!!!!!!!!!!!

人間離れしたスピードと力でせまる爪の攻撃を
なんとかよける。
しかし、このままではいずれ追い詰められて
しまう...

こうなったら...

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①時間かせぎをする

②スパイクを撃つ

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Episode2「理由」

Episode3「帰る場所」

Last Episode「戦いの~」

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