Genso Suikogaiden Vol.1(Text)

จาก SuikoFriendWiki, สารานุกรมฟรี

(Difference between revisions)
Jump to: navigation, search
Revision as of 18:52, 30 เมษายน 2007
Sigurd (พูดคุย | contribs)

← Previous diff
Revision as of 19:22, 30 เมษายน 2007
Sigurd (พูดคุย | contribs)

Next diff →
Line 1: Line 1:
-=幻想水滸外伝Vol.1 ハルモニアの剣士=+==幻想水滸外伝Vol.1 ハルモニアの剣士==
-==Episode1「来訪者」==+===Episode1「来訪者」===
-ハイランドの国境を越える二日 +ハイランドの国境を越える二日<br> 
-目的地であるジョウストン都市同盟の盟主+目的地であるジョウストン都市同盟の盟主<br>
-ミューズは、まだ遠い +ミューズは、まだ遠い<br> 
- +<br>
-????:また、かたむいておるぞ+????:また、かたむいておるぞ<br>
- +<br>
-おれの名は、ナッシュ+おれの名は、ナッシュ<br>
- +<br>
-ナッシュ ラトキエ+ナッシュ ラトキエ<br>
- +<br>
-ハルモニア神聖国、南部辺境警備隊+ハルモニア神聖国、南部辺境警備隊<br>
-その特殊任務潜入員であるおれは+その特殊任務潜入員であるおれは<br>
-任務を帯びて この地にやって来た+任務を帯びて この地にやって来た<br>
- +<br>
-????:ほれ、ゆれると言うておるに+????:ほれ、ゆれると言うておるに<br>
- +<br>
-“真なる27の紋章”の一つが+“真なる27の紋章”の一つが<br>
-ジョウストン都市同盟に現れたと+ジョウストン都市同盟に現れたと<br>
-言う情報が警備隊のもとに伝えられた。+言う情報が警備隊のもとに伝えられた。<br>
-「その真偽を確かめ、+「その真偽を確かめ、<br>
-真の紋章が在するならばそれを伝え、+真の紋章が在するならばそれを伝え、<br>
-可能なら入手のための行動に出ること。」+可能なら入手のための行動に出ること。」<br>
-いつもの命令だ +いつもの命令だ <br>
-今度こぞ“当たり”であればいいのだが+今度こぞ“当たり”であればいいのだが<br>
- +<br>
-????:また、頭痛がひどくなるわ+????:また、頭痛がひどくなるわ<br>
-     これでゆっくり寝ることもできんぞえ+     これでゆっくり寝ることもできんぞえ<br>
- +<br>
-時には、困果な商売だと思うこともある。+時には、困果な商売だと思うこともある。<br>
-雲をつかむような話を追いかけて、+雲をつかむような話を追いかけて、<br>
-結局、無駄だったと言うことも多い。+結局、無駄だったと言うことも多い。<br>
-とりあえず 今回は手がかりをつかんでいるだけ+とりあえず 今回は手がかりをつかんでいるだけ<br>
ましだったが................... ましだったが...................
 +<br>
 +????:まったく…おんしはつかえぬのう<br>
 +     これでは、いつになったらミューズに<br>
 +     たどり着くことやら…<br>
 +ナッシュ:うるせーーーーーーっっ!!<br>
 +ナッシュ:上でごちゃごちゃ言うんじゃねぇ!!!!!<br>
 +     なんだった!おれが!あんたの!荷物持ちに!!<br>
 +     ならなきゃならないんだっ!!!!<br>
 +シエラ:ふう............................<br>また、そのことか.......<br>
 +    おんしは“真の紋章”の手がかりが<br>
 +    欲しいのてあろう?<br>
 +ナッシュ:たしかにそう言ったが...........<br>
 +シエラ:そもそも<br>
 +    わらわの荷物を持っと言い出したのは<br>
 +    おんしの方ぞえ<br>
 +ナッシュ:しかし......それは.......<br>
 +シエラ:まったく........<br>
 +    荷物持ちでもなんでもするから<br>
 +    話を聞かせてくれと言うから<br>
 +    しぶしぶ同行をゆるしたと言うに<br>
 +    それとも、あの言葉は嘘だったとても<br>
 +    言うつもりかえ?<br>
 +ナッシュ:手荷物って...............<br>
 +     ....................................だめだ<br>1000年も生きてる吸血鬼に<br>何をいっても無駄だ….<br>
 +<br>
 +外見こそ可憐な少女に見えるが<br>
 +中身は高慢で狡猾でずうずうしいこの女こそ<br>
 +”真なる27の紋章”の一つ<br>
 +“月の紋章”の正当なる継承者だ<br>
 +それは闇の住人である吸血鬼の<br>
 +”始祖”であることを意味している<br>
 +まぁ、これがおれの入手している<br>
 +”手がかり”なんだが.......<br>
 +<br>
 +ナッシュ:しかしなぁ あんたまで乗っかるのは<br>
 +     約束にはないぞ<br>
 +シエラ:貧血がするし、寝不足なのじゃ<br>
 +    こんな荒れ地を歩いて行くなど酷と言うもの<br>
 +ナッシュ:だったら、馬車の一つも士立てらば<br>
 +     よかったじゃないか<br>
 +シエラ:前の町では馬車出払っていて<br>
 +    雇えなかったのじゃから仕方あるまい<br>
 +    そんなことよりも......<br>
 +コボルとの母親:ほらほら、あばれちゃいいけませんよ<br>
 +コボルとの兄:ああ、だめだよぉ<br>
 +        これはぼくのだよぉ<br>
 +コボルとの弟:見るだけ、見るだけだからいいでしょう<br>
 +コボルとの母親:あら、あらぁ<br>
 +         元気なのはいいげど、ケンカはいけませんよ<br>
 +ナッシュ:................なぁ、シエラ<br>
 +     .........馬車がどうしたって?<br>
 +シエラ:................うるさい<br>
 +コボルとの弟:いいでしょうーーー<br>     
 +        見せてーーーー<br>
 +        見せてーーーーーーー<br>
 +コボルとの兄:だめだよーーー<br>
 +        これはぼくの.....あ!!!!!<br>
 +シエラ:!!!!!!!!!!!!!!!!!!!<br>
 +<br>
 +コボルトの少年たちが<br>
 +取り合いをしていたおもちゃが、<br>
 +はずみで外へと飛び出し<br>
 +シエラの目の前をかすめて<br>
 +おれの足もとに落ちだ<br>
 +<br>
 +ナッシュ:なんだ?人形?<br>
 +<br>
 +それは木彫りの人形だった<br>
 +おもちゃにしては すいぶんと丁寧な細工で<br>
 +作られている<br>
 +コボルトってのは<br>
 +手先が器用なものなだろうか<br>
 +<br>
 +シエラ:ほら、さっさと返してやらんか!!!<br>
 +     さっさと!!!はやうせい!!!!!!!<br>
 +ナッシュ:ん?なにを怒ってるんだ??<br>
 +ナッシュ:ほら、今度は落とすなよ。<br>
 +コボルとの母親:ありがとうございます。<br>
 +         ほら、お兄ちゃんが拾ってくれたよ。<br>
 +         ちゃんとお礼を言って<br>
 +コボルとの兄:あ、ありがとうーーーー<br>
 +ナッシュ:兄弟だから<br>
 +     ケンカなんかせずに仲良くしろよ。<br>
 +     わかったよ。<br>
 +コボルとの兄弟:はーーーーーーーーーーーーい!!!!<br>
 +コボルとの母親:それでは、失礼します。<br>
 +シエラ:ふう、やっと行きおったか。<br>         
 +    まったく、驚かせよるわ。<br>
 +ナッシュ:なんだよ<br>
 +     ずいぶんとつれないじゃないか。<br>
 +     コボルトじは嫌いか?<br>
 +シエラ:おんしは関係ないわ<br>
 +    それよりも......荷物を載せてもらうように<br>
 +    頼めばよかったのを、人のいいことじゃ<br>
 +ナッシュ:あ!しまった.......<br>
 +     その手があったか..........<br>
 +シエラ:それにしても<br>
 +    驚いて、ちとのどか****いたのぉ<br>
 +ナッシュ:ふう..........<br>
 +     こんなんでミューズまで<br>
 +     たどり着けるのかねあぇ...<br>
 +シエラ:さあのぉ..........<br>
 +ナッシュ:”真の紋章”の噂だって、どうせいつもの<br>
 +     マユツバモノなんだろうし....<br>
 +<br>
 +<br>
 +”真なる27の紋章”は<br>
 +その世界の力の源とされている<br>
 +それを宿す者には<br>
 +不老と絶大な力が与えられると言うが...<br>
 +そんなもの、その辺にほいほい<br>
 +あるもんじゃなし...<br>
 +<br>
 +<br>
 +ナッシュ:せめて”始祖”様の体調がもどって、<br>
 +     歩いていただけると<br>
 +     ありがたいんですね...<br>
 +シエラ:体調かえ......<br>
 +    それは考えんこともないぞ<br>
 +ナッシュ:本当か?<br>
 +     それは、ありがたい......<br>
 +<br>
 +ミューズまでは普通なら二日の距離だが<br>
 +このペースしゃいつになるやらわからない<br>
 +あまり遅れるようにだと<br>
 +ん?シエラの奴、ずいぶん素直に....<br>
 +<br>
 +ナッシュ:わーーーーー!!!!!<br>
 +     い、い、今!!何をしようとした!!!!<br>
 +シエラ:何って、血を少々な...<br>
 +<br>
 +<br>
 +- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -<br>
 +<br>
 +①血は吸わないって約束だろう!!!<br>
 +<br>
 +②やめろ!!この、妖怪オババ<br>
 +<br>
 +<br>
 +- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -<br>
 +<br>
 +①血は吸わないって約束だろう!!!<<<<br>
 +<br>
 +シエラ:まったく文句の多い男じゃの<br>
 +    だいたい、わらわはおんし供にする気など<br>
 +    ないのじゃぞ<br>
 +    ”月の紋章”を取り戻すのはわらわの仕事<br>
 +    おんしが”真の紋章”の情報が欲しいと<br>
 +    言うから、ついて来るのを許しておるだけなのに<br>
 +    それを何じゃ<br>
 +    あれはだめ、これはだめと、文句ばかりで、<br>
 +    何の彼にも立たんではないか。<br>
 +ナッシュ:わ、わかった!<br>
 +     わかったら、血を吸うのだけはやめてくれ!<br>
 +     それ以上の文句は言わないから!<br>
 +シエラ:うむ。そう 素直にしておればよいのじゃ<br>
 +    しかし、血を吸われただけで吸血鬼になるなぞ<br>
 +    迷信もいいところじゃ<br>
 +シエラ:仮に”同胞”たる吸血鬼にするにしても、<br>
 +     そばにおく者ともなれば、<br>
 +     わらわにも好きみがある。<br>
 +ナッシュ:おれがあんたのすきみふじゃないってことか...<br>
 +     そりゃ残念だ<br>
 +シエラ:ほんに残念よのう<br>
 +    その、へらず口が直れば<br>
 +    少しはマシな男になるのにのぉ<br>
 +ナッシュ:はいはい.....<br>
 +     文句もへらず口もつつしみます<br>
 +<br>
 +<br>
 +おれは再び荷物とシエラを背中にかついて<br>
 +歩きはじめた。<br>
 +”真の紋章”のてがかりのためとは<br>
 +言え...<br>
 +シエラの文句は衰える気配はなかった<br>
 +それだけ元気だったら.....<br>
 +<br>
 +- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -<br>
 +<br>
 +②やめろ!!この、妖怪オババ <<<<br>
 +<br>
 +シエラ:まったく文句の男ふじゃの<br>
 +    だいたい、わらわはおんしを供にする気など<br>
 +    ないのじゃぞ。<br>
 +    ”月の紋章”を取り戻すのはわらわの仕事<br>
 +    おんしが”真の紋章”の情報が欲しいと<br>
 +    言うから、ついて来るのを許しておるだけなのに<br>
 +    それをなんじゃ。<br>
 +    あれはだめ、これはだめ、文句ばかりで、<br>
 +    何の役にも立たんではないか。<br>
 +ナッシュ:わ、わかった!<br>
 +     わかったら、血を吸うのだけやめてくれ!<br>
 +     それ以上の文句は言わないから!<br>
 +シエラ:うむ、そう素直にしておればよいじゃ<br>
 +    しかし、血を吸われただけで吸血鬼になるなぞ<br>
 +    述信もいいところじゃ<br>
 +シエラ:......ところで、おんし。<br>
 +    先ほど。わらわのことを”妖怪”だの<br>
 +    ”オババ”だの申さなかったかえ?<br>
 +ナッシュ:は...はい?......<br>
 +ナッシュ:...........<br>
 +シエラ:これで、おんしにも<br>
 +    ようわかったであろう?<br>
 +ナッシュ:は、はい......<br>
 +<br>
 +とりあえず、おれはシエラには逆らわない方が<br>
 +いい字んだ。<br>
 +荷物の上では、まだシエラが文句を言っていたが<br>
 +できるだけ聞こえないふりをして<br>
 +先を急ぐことにして......<br>
 +<br>
 +- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -<br>
 +<br>
 +ナッシュ:ふう.......そろそろ日暮れか。<br>
 +     このままじゃ、今夜も野宿ってことだな。<br>
 +     そろそろ準備を<br>
 +     おい シエラ、そろそろ起きろよ<br>
 +     シエラ?<br>
 +     シエラ!<br>
 +     シエラ!!<br>
 +     .<br>
 +     .<br>
 +     ...ずいぶん、ぐっするねてやがるな...<br>
 +<br>
 +- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -<br>
 +<br>
 +①静かにしてりゃ、可愛げもあるのに...<br>
 +<br>
 +②こら、人の上で寝るな!!オババ!!<br>
 +<br>
 +- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -<br>
 +<br>
 +①静かにしてりゃ、可愛げもあるのに...<<<<br>
 +<br>
 +シエラ:なんじゃ?もう着いたのかえ???<br>
 +ナッシュ:無茶を言うな.....<br>
 +     今夜も野宿になりそうだから、<br>
 +     そろそろ準備をしようと思ってね。<br>
 +<br>
 +- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -<br>
 +<br>
 +②こら、人の上で寝るな!!オババ!!<<<<br>
 +<br>
 +シエラ:ふぁぁぁぁ.......<br>
 +    なんじゃ?着いたおかえ?<br>
 +ナッシュ:........見りゃ、わかるだろ...<br>
 +シエラ:なんじゃと?<br>
 +ナッシュ:今日中に次の村までは着きそうにないから、<br>
 +     ここいらで夜の準備をしとこかと思ってね<br>
 +<br>
 +- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -<br>
 +<br>
 +シエラ:準備とな.....<br>
 +    この先に洋館あるはずじゃ。<br>
 +    今夜は、そこに泊まるぞよ。<br>
 +ナッシュ:洋館って、約束でもあるのか?<br>
 +     まともな食事と寝床にありつけるなら<br>
 +     大歓迎だが。<br>
 +シエラ:約束なぞない<br>
 +    わらわが泊まってやろうと言うのじゃ、<br>
 +    おんしは、そのむね伝えればよい。<br>
 +ナッシュ:..............はいはい...<br>
 +<br>
 +<br>
 +その洋館、街道を見下ろす小高に丘のうえに<br>
 +建ってていた。<br>
 +建物の中央部には。アンバランスなほどに高い<br>
 +塔がしびえており、頂上部にはドーム型の天井が<br>
 +見える<br>
 +<br>
 +おそらくは、この辺りを取仕切っている<br>
 +領主か富豪の屋敷なのだろう。<br>
 +入り口に立っていた無愛想な門番に取り次ぎを<br>
 +頼むと、さっそく執事らしき男が現れた。<br>
 +<br>
 +執事:お待たせいたしました。<br>
 +    ご用件承らせていただきます<br>
 +ナッシュ:えっと....なんて言うかな...その、<br>
 +シエラ:ほれ、さっさと用件を言わんか<br>
 +    遠慮はいらんぞ。<br>
 +執事:?<br>
 +ナッシュ:あ、ああ....あの...その...<br>
 +     今夜、ここに泊ってやるって....<br>
 +執事:...は?<br>
 +ナッシュ:シエラ、いやこの女が、<br>
 +     ”今夜ここに泊ってらる”って言ってるんだが<br>
 +     一晩、宿を消してもらえませんか?<br>
 +執事:シエラ...様....でいらっしゃいますか?<br>
 +    しょ、少々、お待ちいただけますかな...<br>
 +ナッシュ:ん?<br>
 +     あんたのことを知ってる口ぶりだったな。<br>
 +     ここに知り合いでもいるのか?<br>
 +シエラ:まあの。古い友人じゃ。<br>
 +ナッシュ:”古い”友人ねえ...<br>
 +シエラ:.......今、<br>
 +    ”古い”と言うところを強調しなかったかえ?<br>
 +ナッシュ:ばっ...<br>
 +     い、いや...そんなことはない、<br>
 +     気のせいだ<br>
 +シエラ:ほぉ......<br>
 +ナッシュ:........おい、ちょっと待っ..<br>
 +執事:お待たせいたしました<br>
 +    旦那様は、心より歓迎いたしますとのことです。<br>
 +    どうぞ、お入りくださいませ。<br>
 +ナッシュ:...たすかった.....<br>
 +     恩に着るよ......<br>
 +執事:は?<br>
 +ナッシュ:いや、こっちの話さ。<br>
 +     さぁ入ろうぜ、シエラ。<br>
 +     とりあえず湯を借りられるとありがたいな。<br>
 +     旅の汚れを落としたい<br>
 +     ほら、シエラ。早く、早く。<br>
 +シエラ:ほんに、調子のよい男じゃのう。<br>
-????:まったく…おんしはつかえぬのう+招き入れられた屋敷内は<br>
-     これでは、いつになったらミューズに+豪華な内装に彩られていた<br>
-     たどり着くことやら…+
-ナッシュ:うるせーーーーーーっっ!!+
-ナッシュ:上でごちゃごちゃ言うんじゃねぇ!!!!!+
-     なんだった!おれが!あんたの!荷物持ちに!!+
-     ならなきゃならないんだっ!!!!+
-シエラ:ふう............................+
- また、そのことか.......+
-    おんしは“真の紋章”の手がかりが+
-    欲しいのてあろう?+
-ナッシュ:たしかにそう言ったが...........+
-シエラ:そもそも+
-    わらわの荷物を持っと言い出したのは+
-    おんしの方ぞえ+
-ナッシュ:しかし......それは.......+
-シエラ:まったく........+
-    荷物持ちでもなんでもするから+
-    話を聞かせてくれと言うから+
-    しぶしぶ同行をゆるしたと言うに+
-    それとも、あの言葉は嘘だったとても+
-    言うつもりかえ?+
-ナッシュ:手荷物って...............+
-     ....................................だめだ+
- 1000年も生きてる吸血鬼に+
- 何をいっても無駄だ….+
- +
-外見こそ可憐な少女に見えるが+
-中身は高慢で狡猾でずうずうしいこの女こそ+
-”真なる27の紋章”の一つ+
-“月の紋章”の正当なる継承者だ+
-それは闇の住人である吸血鬼の+
-”始祖”であることを意味している+
-まぁ、これがおれの入手している+
-”手がかり”なんだが.......+
- +
-ナッシュ:しかしなぁ あんたまで乗っかるのは+
-     約束にはないぞ+
-シエラ:貧血がするし、寝不足なのじゃ+
-    こんな荒れ地を歩いて行くなど酷と言うもの+
-ナッシュ:だったら、馬車の一つも士立てらば+
-     よかったじゃないか+
-シエラ:前の町では馬車出払っていて+
-    雇えなかったのじゃから仕方あるまい+
-    そんなことよりも......+
-コボルとの母親:ほらほら、あばれちゃいいけませんよ+
-コボルとの兄:ああ、だめだよぉ+
-        これはぼくのだよぉ+
-コボルとの弟:見るだけ、見るだけだからいいでしょう+
-コボルとの母親:あら、あらぁ+
-          元気なのはいいげど、ケンカはいけませんよ+
-ナッシュ:................なぁ、シエラ +
-     .........馬車がどうしたって?+
-シエラ:................うるさい+
-コボルとの弟:いいでしょうーーー     +
-        見せてーーーー+
-        見せてーーーーーーー+
-コボルとの兄:だめだよーーー+
-        これはぼくの.....あ!!!!!+
-シエラ:!!!!!!!!!!!!!!!!!!!+
- +
-コボルトの少年たちが+
-取り合いをしていたおもちゃが、+
-はずみで外へと飛び出し+
-シエラの目の前をかすめて+
-おれの足もとに落ちだ+
- +
-ナッシュ:なんだ?人形?+
- +
-それは木彫りの人形だった+
-おもちゃにしては すいぶんと丁寧な細工で+
-作られている+
-コボルトってのは+
-手先が器用なものなだろうか+
- +
-シエラ:ほら、さっさと返してやらんか!!!+
-       さっさと!!!はやうせい!!!!!!!+
-ナッシュ:ん?なにを怒ってるんだ??+
-ナッシュ:ほら、今度は落とすなよ。+
-コボルとの母親:ありがとうございます。+
-         ほら、お兄ちゃんが拾ってくれたよ。+
-         ちゃんとお礼を言って+
-コボルとの兄:あ、ありがとうーーーー+
-ナッシュ:兄弟だから+
-     ケンカなんかせずに仲良くしろよ。+
-     わかったよ。+
-コボルとの兄弟:はーーーーーーーーーーーーい!!!!+
-コボルとの母親:それでは、失礼します。+
-シエラ:ふう、やっと行きおったか。         +
-    まったく、驚かせよるわ。+
-ナッシュ:なんだよ+
-     ずいぶんとつれないじゃないか。+
-     コボルトじは嫌いか?+
-シエラ:おんしは関係ないわ+
-    それよりも......荷物を載せてもらうように+
-    頼めばよかったのを、人のいいことじゃ+
-ナッシュ:あ!しまった.......+
-     その手があったか..........+
-シエラ:それにしても+
-    驚いて、ちとのどか****いたのぉ+
-ナッシュ:ふう..........+
-     こんなんでミューズまで+
-     たどり着けるのかねあぇ...+
-シエラ:さあのぉ..........+
-ナッシュ:”真の紋章”の噂だって、どうせいつもの+
-     マユツバモノなんだろうし....+
- +
- +
-”真なる27の紋章”は+
-その世界の力の源とされている+
-それを宿す者には+
-不老と絶大な力が与えられると言うが...+
-そんなもの、その辺にほいほい+
-あるもんじゃなし...+
- +
- +
-ナッシュ:せめて”始祖”様の体調がもどって、+
-     歩いていただけると+
-     ありがたいんですね...+
-シエラ:体調かえ......+
-    それは考えんこともないぞ+
-ナッシュ:本当か?+
-     それは、ありがたい......+
- +
-ミューズまでは普通なら二日の距離だが+
-このペースしゃいつになるやらわからない+
-あまり遅れるようにだと+
-ん?シエラの奴、ずいぶん素直に....+
- +
-ナッシュ:わーーーーー!!!!!+
-     い、い、今!!何をしようとした!!!!+
-シエラ:何って、血を少々な...+
- +
- +
-- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -+
- +
-①血は吸わないって約束だろう!!!+
- +
-②やめろ!!この、妖怪オババ+
- +
- +
-- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -+
- +
-①血は吸わないって約束だろう!!! <<<+
- +
-シエラ:まったく文句の多い男じゃの+
-    だいたい、わらわはおんし供にする気など+
-    ないのじゃぞ+
-    ”月の紋章”を取り戻すのはわらわの仕事+
-    おんしが”真の紋章”の情報が欲しいと+
-    言うから、ついて来るのを許しておるだけなのに+
-    それを何じゃ+
-    あれはだめ、これはだめと、文句ばかりで、+
-    何の彼にも立たんではないか。+
-ナッシュ:わ、わかった!+
-     わかったら、血を吸うのだけはやめてくれ!+
-     それ以上の文句は言わないから!+
-シエラ:うむ。そう 素直にしておればよいのじゃ+
-    しかし、血を吸われただけで吸血鬼になるなぞ+
-    迷信もいいところじゃ+
-シエラ:仮に”同胞”たる吸血鬼にするにしても、+
-     そばにおく者ともなれば、+
-     わらわにも好きみがある。+
-ナッシュ:おれがあんたのすきみふじゃないってことか...+
-     そりゃ残念だ+
-シエラ:ほんに残念よのう+
-    その、へらず口が直れば+
-    少しはマシな男になるのにのぉ+
-ナッシュ:はいはい.....+
-     文句もへらず口もつつしみます+
- +
- +
-おれは再び荷物とシエラを背中にかついて+
-歩きはじめた。+
-”真の紋章”のてがかりのためとは+
-言え...+
-シエラの文句は衰える気配はなかった+
-それだけ元気だったら.....+
- +
-- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -+
- +
-②やめろ!!この、妖怪オババ <<<+
- +
-シエラ:まったく文句の男ふじゃの+
-    だいたい、わらわはおんしを供にする気など+
-    ないのじゃぞ。+
-    ”月の紋章”を取り戻すのはわらわの仕事+
-    おんしが”真の紋章”の情報が欲しいと+
-    言うから、ついて来るのを許しておるだけなのに+
-    それをなんじゃ。+
-    あれはだめ、これはだめ、文句ばかりで、+
-    何の役にも立たんではないか。+
-ナッシュ:わ、わかった!+
-     わかったら、血を吸うのだけやめてくれ!+
-     それ以上の文句は言わないから!+
-シエラ:うむ、そう素直にしておればよいじゃ+
-    しかし、血を吸われただけで吸血鬼になるなぞ+
-    述信もいいところじゃ+
-シエラ:......ところで、おんし。+
-    先ほど。わらわのことを”妖怪”だの+
-    ”オババ”だの申さなかったかえ?+
-ナッシュ:は...はい?......+
-ナッシュ:...........+
-シエラ:これで、おんしにも+
-    ようわかったであろう?+
-ナッシュ:は、はい......+
- +
-とりあえず、おれはシエラには逆らわない方が+
-いい字んだ。+
-荷物の上では、まだシエラが文句を言っていたが+
-できるだけ聞こえないふりをして+
-先を急ぐことにして......+
- +
-- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -+
- +
-ナッシュ:ふう.......そろそろ日暮れか。+
-     このままじゃ、今夜も野宿ってことだな。+
-     そろそろ準備を+
-     おい シエラ、そろそろ起きろよ+
-     シエラ?+
-     シエラ!+
-     シエラ!!+
-     .+
-     . +
-     ...ずいぶん、ぐっするねてやがるな...+
- +
-- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -+
- +
-①静かにしてりゃ、可愛げもあるのに...+
- +
-②こら、人の上で寝るな!!オババ!!+
- +
-- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -+
- +
-①静かにしてりゃ、可愛げもあるのに...<<<+
- +
-シエラ:なんじゃ?もう着いたのかえ???+
-ナッシュ:無茶を言うな.....+
-     今夜も野宿になりそうだから、+
-     そろそろ準備をしようと思ってね。+
- +
-- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -+
- +
-②こら、人の上で寝るな!!オババ!!<<<+
- +
-シエラ:ふぁぁぁぁ.......+
-    なんじゃ?着いたおかえ?+
-ナッシュ:........見りゃ、わかるだろ...+
-シエラ:なんじゃと?+
-ナッシュ:今日中に次の村までは着きそうにないから、+
-     ここいらで夜の準備をしとこかと思ってね+
- +
-- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -+
- +
-シエラ:準備とな.....+
-    この先に洋館あるはずじゃ。 +
-    今夜は、そこに泊まるぞよ。+
-ナッシュ:洋館って、約束でもあるのか?+
-     まともな食事と寝床にありつけるなら+
-     大歓迎だが。+
-シエラ:約束なぞない+
-    わらわが泊まってやろうと言うのじゃ、+
-    おんしは、そのむね伝えればよい。+
-ナッシュ:..............はいはい...+
- +
- +
-その洋館、街道を見下ろす小高に丘のうえに+
-建ってていた。+
-建物の中央部には。アンバランスなほどに高い+
-塔がしびえており、頂上部にはドーム型の天井が+
-見える+
- +
-おそらくは、この辺りを取仕切っている+
-領主か富豪の屋敷なのだろう。+
-入り口に立っていた無愛想な門番に取り次ぎを+
-頼むと、さっそく執事らしき男が現れた。+
- +
-執事:お待たせいたしました。+
-    ご用件承らせていただきます+
-ナッシュ:えっと....なんて言うかな...その、+
-シエラ:ほれ、さっさと用件を言わんか+
-    遠慮はいらんぞ。+
-執事:?+
-ナッシュ:あ、ああ....あの...その...+
-     今夜、ここに泊ってやるって....+
-執事:...は?+
-ナッシュ:シエラ、いやこの女が、+
-     ”今夜ここに泊ってらる”って言ってるんだが+
-     一晩、宿を消してもらえませんか?+
-執事:シエラ...様....でいらっしゃいますか?+
-    しょ、少々、お待ちいただけますかな...+
-ナッシュ:ん?+
-     あんたのことを知ってる口ぶりだったな。+
-     ここに知り合いでもいるのか?+
-シエラ:まあの。古い友人じゃ。+
-ナッシュ:”古い”友人ねえ...+
-シエラ:.......今、+
-    ”古い”と言うところを強調しなかったかえ?+
-ナッシュ:ばっ...+
-     い、いや...そんなことはない、+
-     気のせいだ+
-シエラ:ほぉ......+
-ナッシュ:........おい、ちょっと待っ..+
-執事:お待たせいたしました+
-    旦那様は、心より歓迎いたしますとのことです。+
-    どうぞ、お入りくださいませ。+
-ナッシュ:...たすかった.....+
-     恩に着るよ......+
-執事:は?+
-ナッシュ:いや、こっちの話さ。+
-     さぁ入ろうぜ、シエラ。+
-     とりあえず湯を借りられるとありがたいな。+
-     旅の汚れを落としたい+
-     ほら、シエラ。早く、早く。+
-シエラ:ほんに、調子のよい男じゃのう。+
- +
-招き入れられた屋敷内は+
-豪華な内装に彩られていた+
-執事:お部屋までご案内いたします。+執事:お部屋までご案内いたします。<br>
-    どうぞ、こちらへ...+    どうぞ、こちらへ...<br>
-==Episode2「理由」==+===Episode2「理由」===
-==Episode3「帰る場所」==+===Episode3「帰る場所」===
-==Last Episode「戦いの~」==+===Last Episode「戦いの~」===

Revision as of 19:22, 30 เมษายน 2007

สารบัญ

幻想水滸外伝Vol.1 ハルモニアの剣士

Episode1「来訪者」

ハイランドの国境を越える二日
  目的地であるジョウストン都市同盟の盟主
ミューズは、まだ遠い
 
????:また、かたむいておるぞ

おれの名は、ナッシュ

ナッシュ ラトキエ

ハルモニア神聖国、南部辺境警備隊
その特殊任務潜入員であるおれは
任務を帯びて この地にやって来た

????:ほれ、ゆれると言うておるに

“真なる27の紋章”の一つが
ジョウストン都市同盟に現れたと
言う情報が警備隊のもとに伝えられた。
「その真偽を確かめ、
真の紋章が在するならばそれを伝え、
可能なら入手のための行動に出ること。」
いつもの命令だ
今度こぞ“当たり”であればいいのだが

????:また、頭痛がひどくなるわ
     これでゆっくり寝ることもできんぞえ

時には、困果な商売だと思うこともある。
雲をつかむような話を追いかけて、
結局、無駄だったと言うことも多い。
とりあえず 今回は手がかりをつかんでいるだけ
ましだったが...................
????:まったく…おんしはつかえぬのう
     これでは、いつになったらミューズに
     たどり着くことやら…
ナッシュ:うるせーーーーーーっっ!!
ナッシュ:上でごちゃごちゃ言うんじゃねぇ!!!!!
     なんだった!おれが!あんたの!荷物持ちに!!
     ならなきゃならないんだっ!!!!
シエラ:ふう............................
また、そのことか.......
    おんしは“真の紋章”の手がかりが
    欲しいのてあろう?
ナッシュ:たしかにそう言ったが...........
シエラ:そもそも
    わらわの荷物を持っと言い出したのは
    おんしの方ぞえ
ナッシュ:しかし......それは.......
シエラ:まったく........
    荷物持ちでもなんでもするから
    話を聞かせてくれと言うから
    しぶしぶ同行をゆるしたと言うに
    それとも、あの言葉は嘘だったとても
    言うつもりかえ?
ナッシュ:手荷物って...............
     ....................................だめだ
1000年も生きてる吸血鬼に
何をいっても無駄だ….

外見こそ可憐な少女に見えるが
中身は高慢で狡猾でずうずうしいこの女こそ
”真なる27の紋章”の一つ
“月の紋章”の正当なる継承者だ
それは闇の住人である吸血鬼の
”始祖”であることを意味している
まぁ、これがおれの入手している
”手がかり”なんだが.......

ナッシュ:しかしなぁ あんたまで乗っかるのは
     約束にはないぞ
シエラ:貧血がするし、寝不足なのじゃ
    こんな荒れ地を歩いて行くなど酷と言うもの
ナッシュ:だったら、馬車の一つも士立てらば
     よかったじゃないか
シエラ:前の町では馬車出払っていて
    雇えなかったのじゃから仕方あるまい
    そんなことよりも......
コボルとの母親:ほらほら、あばれちゃいいけませんよ
コボルとの兄:ああ、だめだよぉ
        これはぼくのだよぉ
コボルとの弟:見るだけ、見るだけだからいいでしょう
コボルとの母親:あら、あらぁ
         元気なのはいいげど、ケンカはいけませんよ
ナッシュ:................なぁ、シエラ
     .........馬車がどうしたって?
シエラ:................うるさい
コボルとの弟:いいでしょうーーー
              見せてーーーー
        見せてーーーーーーー
コボルとの兄:だめだよーーー
        これはぼくの.....あ!!!!!
シエラ:!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

コボルトの少年たちが
取り合いをしていたおもちゃが、
はずみで外へと飛び出し
シエラの目の前をかすめて
おれの足もとに落ちだ

ナッシュ:なんだ?人形?

それは木彫りの人形だった
おもちゃにしては すいぶんと丁寧な細工で
作られている
コボルトってのは
手先が器用なものなだろうか

シエラ:ほら、さっさと返してやらんか!!!
     さっさと!!!はやうせい!!!!!!!
ナッシュ:ん?なにを怒ってるんだ??
ナッシュ:ほら、今度は落とすなよ。
コボルとの母親:ありがとうございます。
         ほら、お兄ちゃんが拾ってくれたよ。
         ちゃんとお礼を言って
コボルとの兄:あ、ありがとうーーーー
ナッシュ:兄弟だから
     ケンカなんかせずに仲良くしろよ。
     わかったよ。
コボルとの兄弟:はーーーーーーーーーーーーい!!!!
コボルとの母親:それでは、失礼します。
シエラ:ふう、やっと行きおったか。
              まったく、驚かせよるわ。
ナッシュ:なんだよ
     ずいぶんとつれないじゃないか。
     コボルトじは嫌いか?
シエラ:おんしは関係ないわ
    それよりも......荷物を載せてもらうように
    頼めばよかったのを、人のいいことじゃ
ナッシュ:あ!しまった.......
     その手があったか..........
シエラ:それにしても
    驚いて、ちとのどか****いたのぉ
ナッシュ:ふう..........
     こんなんでミューズまで
     たどり着けるのかねあぇ...
シエラ:さあのぉ..........
ナッシュ:”真の紋章”の噂だって、どうせいつもの
     マユツバモノなんだろうし....


”真なる27の紋章”は
その世界の力の源とされている
それを宿す者には
不老と絶大な力が与えられると言うが...
そんなもの、その辺にほいほい
あるもんじゃなし...


ナッシュ:せめて”始祖”様の体調がもどって、
     歩いていただけると
     ありがたいんですね...
シエラ:体調かえ......
    それは考えんこともないぞ
ナッシュ:本当か?
     それは、ありがたい......

ミューズまでは普通なら二日の距離だが
このペースしゃいつになるやらわからない
あまり遅れるようにだと
ん?シエラの奴、ずいぶん素直に....

ナッシュ:わーーーーー!!!!!
     い、い、今!!何をしようとした!!!!
シエラ:何って、血を少々な...


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

①血は吸わないって約束だろう!!!

②やめろ!!この、妖怪オババ


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

①血は吸わないって約束だろう!!!<<<

シエラ:まったく文句の多い男じゃの
    だいたい、わらわはおんし供にする気など
    ないのじゃぞ
    ”月の紋章”を取り戻すのはわらわの仕事
    おんしが”真の紋章”の情報が欲しいと
    言うから、ついて来るのを許しておるだけなのに
    それを何じゃ
    あれはだめ、これはだめと、文句ばかりで、
    何の彼にも立たんではないか。
ナッシュ:わ、わかった!
     わかったら、血を吸うのだけはやめてくれ!
     それ以上の文句は言わないから!
シエラ:うむ。そう 素直にしておればよいのじゃ
    しかし、血を吸われただけで吸血鬼になるなぞ
    迷信もいいところじゃ
シエラ:仮に”同胞”たる吸血鬼にするにしても、
     そばにおく者ともなれば、
     わらわにも好きみがある。
ナッシュ:おれがあんたのすきみふじゃないってことか...
     そりゃ残念だ
シエラ:ほんに残念よのう
    その、へらず口が直れば
    少しはマシな男になるのにのぉ
ナッシュ:はいはい.....
     文句もへらず口もつつしみます


おれは再び荷物とシエラを背中にかついて
歩きはじめた。
”真の紋章”のてがかりのためとは
言え...
シエラの文句は衰える気配はなかった
それだけ元気だったら.....

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

②やめろ!!この、妖怪オババ <<<

シエラ:まったく文句の男ふじゃの
    だいたい、わらわはおんしを供にする気など
    ないのじゃぞ。
    ”月の紋章”を取り戻すのはわらわの仕事
    おんしが”真の紋章”の情報が欲しいと
    言うから、ついて来るのを許しておるだけなのに
    それをなんじゃ。
    あれはだめ、これはだめ、文句ばかりで、
    何の役にも立たんではないか。
ナッシュ:わ、わかった!
     わかったら、血を吸うのだけやめてくれ!
     それ以上の文句は言わないから!
シエラ:うむ、そう素直にしておればよいじゃ
    しかし、血を吸われただけで吸血鬼になるなぞ
    述信もいいところじゃ
シエラ:......ところで、おんし。
    先ほど。わらわのことを”妖怪”だの
    ”オババ”だの申さなかったかえ?
ナッシュ:は...はい?......
ナッシュ:...........
シエラ:これで、おんしにも
    ようわかったであろう?
ナッシュ:は、はい......

とりあえず、おれはシエラには逆らわない方が
いい字んだ。
荷物の上では、まだシエラが文句を言っていたが
できるだけ聞こえないふりをして
先を急ぐことにして......

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

ナッシュ:ふう.......そろそろ日暮れか。
     このままじゃ、今夜も野宿ってことだな。
     そろそろ準備を
     おい シエラ、そろそろ起きろよ
     シエラ?
     シエラ!
     シエラ!!
     .
     .
     ...ずいぶん、ぐっするねてやがるな...

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

①静かにしてりゃ、可愛げもあるのに...

②こら、人の上で寝るな!!オババ!!

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

①静かにしてりゃ、可愛げもあるのに...<<<

シエラ:なんじゃ?もう着いたのかえ???
ナッシュ:無茶を言うな.....
     今夜も野宿になりそうだから、
     そろそろ準備をしようと思ってね。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

②こら、人の上で寝るな!!オババ!!<<<

シエラ:ふぁぁぁぁ.......
    なんじゃ?着いたおかえ?
ナッシュ:........見りゃ、わかるだろ...
シエラ:なんじゃと?
ナッシュ:今日中に次の村までは着きそうにないから、
     ここいらで夜の準備をしとこかと思ってね

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

シエラ:準備とな.....
    この先に洋館あるはずじゃ。
    今夜は、そこに泊まるぞよ。
ナッシュ:洋館って、約束でもあるのか?
     まともな食事と寝床にありつけるなら
     大歓迎だが。
シエラ:約束なぞない
    わらわが泊まってやろうと言うのじゃ、
    おんしは、そのむね伝えればよい。
ナッシュ:..............はいはい...


その洋館、街道を見下ろす小高に丘のうえに
建ってていた。
建物の中央部には。アンバランスなほどに高い
塔がしびえており、頂上部にはドーム型の天井が
見える

おそらくは、この辺りを取仕切っている
領主か富豪の屋敷なのだろう。
入り口に立っていた無愛想な門番に取り次ぎを
頼むと、さっそく執事らしき男が現れた。

執事:お待たせいたしました。
    ご用件承らせていただきます
ナッシュ:えっと....なんて言うかな...その、
シエラ:ほれ、さっさと用件を言わんか
    遠慮はいらんぞ。
執事:?
ナッシュ:あ、ああ....あの...その...
     今夜、ここに泊ってやるって....
執事:...は?
ナッシュ:シエラ、いやこの女が、
     ”今夜ここに泊ってらる”って言ってるんだが
     一晩、宿を消してもらえませんか?
執事:シエラ...様....でいらっしゃいますか?
    しょ、少々、お待ちいただけますかな...
ナッシュ:ん?
     あんたのことを知ってる口ぶりだったな。
     ここに知り合いでもいるのか?
シエラ:まあの。古い友人じゃ。
ナッシュ:”古い”友人ねえ...
シエラ:.......今、
    ”古い”と言うところを強調しなかったかえ?
ナッシュ:ばっ...
     い、いや...そんなことはない、
     気のせいだ
シエラ:ほぉ......
ナッシュ:........おい、ちょっと待っ..
執事:お待たせいたしました
    旦那様は、心より歓迎いたしますとのことです。
    どうぞ、お入りくださいませ。
ナッシュ:...たすかった.....
     恩に着るよ......
執事:は?
ナッシュ:いや、こっちの話さ。
     さぁ入ろうぜ、シエラ。
     とりあえず湯を借りられるとありがたいな。
     旅の汚れを落としたい
     ほら、シエラ。早く、早く。
シエラ:ほんに、調子のよい男じゃのう。

招き入れられた屋敷内は
豪華な内装に彩られていた


執事:お部屋までご案内いたします。
    どうぞ、こちらへ...


Episode2「理由」

Episode3「帰る場所」

Last Episode「戦いの~」

Personal tools